熊本県水俣市 協立クリニックは、水俣病の診断・治療・リハビリ、神経内科、精神科、内科を専門としています。

神経内科リハビリテーション 協立クリニック

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水俣病関連のお知らせ

2025.04.20

「毒性学ニュース」に高岡院長の論評が掲載されました

日本毒性学会の発行する「毒性学ニュース」(Vol.50, No.2、24~29ページ)に、高岡院長の「オピニオン」が掲載されましたので、ご紹介いたします。以下のURLから閲覧、ダウンロードできます。
https://www.jsot.jp/about/data/news_50_2.pdf#page=14

これは、国立水俣病総合研究センター元所長の衞藤光明医師(病理学)が、2023年に日本毒性学会の毒性学ニュース誌「オピニオン」にて、高岡院長の著書「水俣病と医学の責任」に対する「反論」を行っていた(Vol.48, No.5、110~113ページ)ことが今年になって判明したため、それ対する高岡院長の投稿を同誌が掲載したものです。

衞藤氏は、上記「オピニオン」にて、高岡院長の著書「水俣病と医学の責任」の記述に対して、「高岡氏は水俣病患者の剖検経験はもとより,一般的な病理学的診断の経験はないと思われるにもかかわらず,すでに解明された水俣病の病理所見を無視して,独断的な推論に基づく水俣病の病理と称するものを著書の中で展開していますが,上記のように,水俣病の病理学的知見等に関する記載には事実に反した記載が多々見られます」と論じていました。

ところが、衞藤氏自身が従来の自説に反する主張をするなど、事実に反する深刻な問題が少なからず存在しておりました。高岡院長は、衞藤氏のこの「反論」には,①自らの病理所見「神経細胞の間引き脱落」の定義に重大な不一致が存在する,②毒性学におけるリスクアセスメントと診断のプロセスについての理解が不十分,③水俣病における臨床所見と病理所見の位置づけと解釈に問題がある,④中枢神経の可塑性についての理解が不十分,などの問題が存在することを指摘しています。

衞藤氏の「水俣病と医学の責任」に対する「反論」は、以下のURLから閲覧、ダウンロードすることができます。
https://www.jsot.jp/about/news.html#2023



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